日本小児科学会神奈川県地方会

「神奈川県におけるHPVワクチン接種状況に関する研究」への参加のお願い

2022年9月16日

神奈川県HPVワクチン接種推進 Working Group (WG) 委員長
勝田友博

 国内においては2022年4月よりHPVワクチンの積極的接種勧奨が再開され、その接種率の上昇が期待されております。一方で今後、安定した接種率を維持するためには、実際のHPVワクチン接種状況を継続的に調査した内容を被接種者および保護者に迅速に提供し、安心して接種ができる環境を維持することが重要であると考えられます。
 日本小児科学会神奈川県地方会感染症小委員会、および神奈川県産科婦人科医会は、この度、合同で「神奈川県におけるHPVワクチン接種状況に関する研究」を開始させていただきました。本研究は、神奈川県におけるHPVワクチン接種状況を継続調査し、接種状況の経時的変化を専用のデータベースを用いて即時可視化を行うことにより、被接種者および保護者が安心して接種を受けられる環境を提供することを主たる目的としています。実際の調査結果は本会ホームページ(外部サイト)上に公開されており、情報は毎日更新されております。

 現在,神奈川県内でHPVワクチン接種を行なっているご施設に,本研究へのご参加を依頼させていただいていております。ご多忙中、大変恐縮ですが是非、貴施設の本調査へのご参加をご検討いただけますと幸いです。具体的な内容は以下の通りです。更なる詳細に関しましては文末の添付資料をご確認ください。
 本研究にご協力いただける施設におかれましては、次の1)~4)をご確認の上、下部バナーから参加登録をお願いいたします。

HPVワクチン接種状況に関する研究への参加登録

実際の調査内容

1)調査方法:

 貴施設でHPVワクチンを過去に接種された、または今後接種した際の接種情報を先生方ご自身に専用のレジストリーを用いてご登録いただきます。ご登録いただいたデータを用いて、神奈川県におけるHPVワクチン接種状況を解析し、日本小児科学会神奈川県地方会ホームページ等で公開されます。

2)対象:

2018年1月1日から2027年3月31日の間に、貴施設でHPVワクチン接種した患者
 過去の接種情報の登録は、本調査への参加の必須条件ではありませんが、国内で積極的勧奨が控えられていた時期の情報は非常に貴重であり、ぜひ過去の接種情報に関しましてもご登録ください。

3)主なデータベース作成項目

①被接種者基礎情報

被接種者背景:年齢、性別、生年月、居住地(医療圏)、アレルギーの有無、基礎疾患の有無、過去のワクチン接種時における有害事象、免疫不全の有無

②接種状況

接種日、接種ワクチン、接種回数、接種部位、接種類型(定期、任意)、同時接種ワクチンの有無、接種希望理由、接種直後の状況

4) 倫理審査に関して

 本調査の倫理審査は神奈川県医師会倫理委員会において一括審査がなされており個々の医療機関が独立して倫理審査を行う必要はありません。ただし、倫理審査を実際に独立して行う必要があるかどうかの最終判断は各施設に一任させていただきます。
倫理審査が必要な場合は、文末の添付資料をご活用ください。

ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。

メールアドレス:

添付資料:

  1. 研究計画書HP用
  2. 承諾書 HP用
  3. アセントHP用
  4. オプトアウト掲示 HP用
  5. 審査結果HP用
  6. 追加問診表
プライバシーボリシー

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